肌のハリ・弾力がなくなる原因
年齢を重ねていくと失われていくのが「肌のハリ・弾力」です。
ふと鏡を見たときやメイクをしているとき、顔に何となく違和感を覚えたら、
肌のハリや弾力がなくなって皮膚のたるみが始まっている可能性があります。
では、この肌のハリや弾力がなくなる原因とはいったい何なのでしょうか。
肌のハリ・弾力がなくなる原因のひとつが「加齢」です。
地球には、全ての物体を下へ下へと引っ張る重力(引力)が存在しています。
人間が正常な生活を営むためには不可欠な重力ですが、私たちの皮膚に
たるみをもたらすというマイナス要素も持ち合せているのです。
年齢が若いときには肌には重力に負けないハリや弾力があるため、皮膚が
たるむという減少は起こりにくくなっています。
しかし、加齢とともに皮膚は重力に引っ張られて、ハリや弾力を失い
「たるみ」となって表われてきます。
若いときの肌が重力に負けずにハリや弾力を保てるのは、皮膚の真皮層に
存在するコラーゲンやエラスチンに支えられているためとされています。
コラーゲンは、ほ乳類の骨・関節・皮膚などの結合組織に含まれる
繊維状のタンパク質の一種で、このコラーゲン組織が網目状にしっかりと
張り巡らされていることにより、肌はハリや弾力を維持しています。
エラスチンは人間の体の血管壁や靭帯などに存在するゴム状のタンパク質で、
コラーゲン線維を支えて組織に柔軟性を与える役割を果たしています。
このコラーゲンとエラスチンによって、皮膚はハリや弾力を保っているのです。
しかし、コラーゲンとエラスチンは年齢とともに減少していくため、
加齢とともに肌のハリや弾力が失われ、重力によって皮膚はたるんで
いくというわけです。
コラーゲンの加齢による減少率を見てみると、20歳のときを100%とすると
30歳では約90%、40歳では約70%、60歳では約60%と減少していくのが分かります。
エラスチンも同様に20歳をピークに次第に少なくなり、
40歳を過ぎると急激に減少します。
年齢に負けないハリや弾力のある肌を作るためには、この2つの成分を
いかに維持するかがポイントのひとつといえるでしょう。